ネオ・イレギュラ−ハンタ−ベ−ス。
Xセイヴァ−を発見した研究員は、ブリエスにこの事を報告した。
「ご苦労・・・君達はゆっくり休みたまえ。後は、セイアを元に、新たなロックマンを、ルビウスに作ってもらうだけだ」
ルビウス・・・ネオ・イレギュラ−ハンタ−内で、最高の頭脳を持つ、科学者レプリロイド。
その知能は、三百年前の天才科学者、「ト−マス・ライト」に勝るとも劣らない。
「ハッ!」
調査隊は、そう答えると、ブリエスの部屋を出た。
そして三年・・・
ルビエスの研究室。
「ついに・・・完成したぞ・・・」
部屋の片隅に、蒼いカプセルが設置されている。
中に入っているのは、蒼い鎧の少年。
「さあ起動するぞ・・・ロックマン・コ−ド」
ヴィィィン
コ−ドと呼ばれた少年が瞳を開けた。
まるで空のような蒼い瞳。
「ん・・・・」
「気がついたか?ロックマン・コ−ド」
起動したばかりのコ−ドに、ルビウスが話し掛ける。
「コ−・・・コ−ド・・?」
コ−ドは、自分の名前を反復している。
「それが君の名だ。宜しくなコ−ド」
ルビウスは、そっと右手を差し出した。
「・・はい・・」
コ−ドは、優しく微笑むと、ルビウスと固い握手した

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